今回は「家の売却前に外壁塗装すると高く売れる?メリットやデメリットを解説!」と題しましてお送りしていきたいと思います!
「家を売る前に外壁塗装をすれば、高く売れるのでは?」と考える方は少なくありません。
確かに、外壁がきれいな家は第一印象が良く、買い手の関心を引きやすいのは事実です。
しかし、売却前の外壁塗装には、メリットだけでなくデメリットも存在します。
この記事では、売却前に外壁塗装をすべきかどうかを判断するための情報を、わかりやすく解説します。
「家の売却を検討している」「外壁工事を迷っている」という方は、ぜひ参考にしてください。
Contents
家の売却前に外壁塗装をするメリットは?
家を売るうえで、外観の第一印象は非常に重要です。
買い手が物件を検討するとき、最初に目にするのは外壁の状態です。
外壁が汚れていたり、ひび割れていたりすると、それだけで「管理が行き届いていない家」と判断されてしまいます。
一方、塗装が新しくきれいな状態であれば、買い手に「手入れされた良い家」という印象を与えられます。
第一印象の良さは、内覧希望者の数にも直結します。
メリット①:売却価格の交渉で有利になる
外壁の劣化が目立つ場合、買い手から「修繕費用を差し引いた金額で購入したい」と値引き交渉をされるケースが多くあります。
売却前に外壁塗装を済ませておくことで、こうした値引き交渉の余地を減らすことができます。
結果として、希望に近い価格での成約につながりやすくなります。
メリット②:売れるスピードが上がる
外観がきれいな家は、買い手の検討リストに残りやすくなります。
内覧に来た人が「他の物件と比べて状態が良い」と感じれば、早めの決断を促すことができます。
売却期間が長くなるほど、維持費・税金・ローン負担がかさむため、早期売却はコスト削減にもつながります。
メリット③:雨漏りなどの瑕疵担保リスクを軽減できる
中古住宅の売買では、売主は「瑕疵担保責任(契約不適合責任)」を負う場合があります。
売却後に雨漏りや構造上の欠陥が発覚した場合、売主が修繕費用を負担しなければならないケースがあります。
売却前に外壁の補修・塗装を行っておくことで、こうした引き渡し後のトラブルリスクを軽減できます。
買い手に対して「きちんとメンテナンスしている」という信頼感を示すことにもつながります。
このようにメリットは多くありますが、実はデメリットもありますので解説していきます。
売却前に外壁塗装をするデメリットは?
それではデメリットも解説していきたいと思います。
この内容を理解しておかないとせっかく外壁塗装をしたのに損するという事態に陥りますのでしっかり見ておきましょう。
デメリット①:費用を回収できないケースがある
外壁塗装の費用は、一般的な戸建て住宅で50〜150万円程度かかります。
塗装費用を上回る価格上昇が見込めるとは限らないため、費用対効果を慎重に考える必要があります。
例えば、50万円かけて塗装したとしても、売却価格が50万円以上上がるとは限りません。
「塗装費用分の価格アップ」を期待するよりも、「値引き交渉を防ぐ」という視点で考えたほうが現実的でしょう。
デメリット②:買い手が自分でリフォームしたいケースもある
買い手の中には、「自分好みにリフォームしたい」と考えている人も多くいます。
そうした買い手にとっては、売主が塗装してしまうと、かえって余計なお世話になってしまうこともあります。
「どうせ自分でやり直すのに、その分の費用が上乗せされている」と感じる買い手もいるでしょう。
デメリット③:売却までに時間がかかると塗装が無駄になることも
外壁塗装を行っても、すぐに売却が決まらないケースもあります。
売却活動が長期化すると、せっかく塗装した外壁が再び汚れてしまう可能性があります。
塗装のタイミングと売却活動の開始時期を合わせることが重要です。
デメリット④:施工中は内覧ができない
外壁塗装の工事期間中(一般的に1〜2週間程度)は、足場が組まれるため内覧活動に支障が出ます。
売却活動のスケジュールを考慮しながら、工事のタイミングを計画する必要があります。
外壁塗装をするべきかどうかの判断基準は?
売却前に外壁塗装をすべきかどうかは、以下のポイントで判断するとよいでしょう。
判断基準① 外壁の劣化が目立つかどうか
チョーキング(白い粉)・ひび割れ・剥離・苔やカビの発生など、外壁の劣化が明らかに目立つ場合は、塗装を検討する価値があります。
劣化が目立つほど、買い手から値引き交渉を受けやすくなるためです。
逆に、外壁の状態が比較的良好であれば、大規模な塗装工事は不要かもしれません。
判断基準② エリアの競合物件と比較する
同じエリアで売り出されている競合物件と比較して、自分の物件の外観がどの程度見劣りするかを確認しましょう。
競合物件より明らかに外観が劣る場合は、塗装による差別化が有効です。
不動産会社に相談し、エリアの相場感と買い手ニーズを把握することが大切です。
判断基準③ 売却価格の設定と予算のバランス
外壁塗装にかかる費用と、塗装によって期待できる売却価格の上昇幅を天秤にかけましょう。
費用対効果が見込めない場合は、全面塗装ではなく、部分補修(ひび割れのシーリングや高圧洗浄のみ)で対応するのも一つの選択肢です。
不動産会社と相談しながら、最適な方法を検討することをおすすめします。
判断基準④ 不動産会社のアドバイスを参考にする
最終的な判断は、地元の不動産市場を熟知した不動産会社のアドバイスが最も参考になります。
「この物件でこのエリアなら、塗装したほうが高く売れるか」という観点から、専門家の意見を聞いてみましょう。
不動産会社と外壁塗装業者の両方に相談することで、より正確な判断ができます。
部分補修という方法もあり!
「費用を抑えながらも、見栄えを改善したい」という場合は、全面塗装ではなく部分的な補修対応も有効です。
高圧洗浄のみ
外壁表面の汚れや苔を高圧洗浄で除去するだけでも、見た目はかなりきれいになります。
費用も数万円程度に抑えられるため、コストを最小限にしたい場合に適しています。
ひび割れ・シーリングの補修のみ
目立つひび割れや、サッシ周りのシーリング(コーキング)の劣化を部分的に補修することで、雨漏りリスクを低減できます。
「大がかりな工事はしたくないが、最低限の補修はしておきたい」という場合に向いています。
外壁の一部のみを塗装する
特に劣化が目立つ部分だけを部分塗装することで、全面塗装よりもコストを抑えることができます。
ただし、部分塗装は色ムラが出やすいため、施工業者と事前によく相談することが必要です。
売却前の外壁塗装で失敗しないためのポイント!
それでは、家を売却する前に外壁塗装で失敗しないためのポイントをまとめていきたいと思います。
ポイント① 不動産会社に相談してから決める
外壁塗装を行う前に、必ず不動産会社に相談しましょう。
「塗装したほうが売れやすいか」「費用対効果があるか」を専門家の視点で確認してから動くことが重要です。
先に塗装してしまうと、「買い手が自分でリフォームする予定だった」というケースに対応できなくなります。
ポイント② 複数の塗装業者から見積もりを取る
外壁塗装業者によって、費用や施工品質には大きな差があります。
最低でも3社以上から見積もりを取り、金額・施工内容・保証内容を比較することをおすすめします。
「安いから」だけで選ぶと、手抜き工事や短期間での再劣化につながる恐れがあります。
ポイント③ 売却スケジュールに合わせて工事を計画する
外壁塗装の工事期間は通常1〜2週間程度かかります。
工事中は足場が組まれるため、内覧活動ができません。
売却活動の開始時期から逆算して、工事のタイミングを計画的に組みましょう。
これら3つのポイントを意識して、外壁塗装を検討するようにしましょう。
まとめ
今回は「家の売却前に外壁塗装すると高く売れる?メリットやデメリットを解説!」ということで解説してきました。
売却前の外壁塗装は、必ずしも「すべき」でも「しなくていい」でもありません。
外壁の劣化状態・競合物件との比較・費用対効果・買い手ニーズなどを総合的に判断することが大切です。
明らかに外壁の劣化が目立つ場合や、値引き交渉を防ぎたい場合には、塗装が有効な手段になります。
一方で、費用対効果が見込めない場合や、買い手が自分でリフォームを希望するエリアでは、部分補修にとどめるのも賢明な選択です。
まずは不動産会社と外壁塗装業者の両方に相談し、自分の物件に最適なメンテナンス方法を見つけることが、売却成功への第一歩です。
「外壁の状態が気になる」「売却前に何か対策をしたい」と感じている方は、ぜひ一度プロに相談してみてください。
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次回は「塗膜防水の基礎知識を解説!特徴やメリット・デメリットも紹介!」ということで解説していきます!
塗膜防水工事は簡単に言うと、液状の防水材を数回塗り込むことで防水の膜ができ隙間からの雨漏りを防いだりできる工事になります。
この塗膜防水にも「ウレタン防水」と「FRP防水」などの種類があります。
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