今回は「ピュアアクリル塗料のメリット・デメリットは?アクリル塗料との違いなど特徴を徹底解説!」と題しましてお送りしていきたいと思います!
外壁塗装を検討していると「ピュアアクリル塗料」という言葉を目にすることがあるかもしれません。
名前に「アクリル」が入っているため、一般的なアクリル塗料と同じものだと思っている方も多いのですが、実は全く別物です。
ピュアアクリル塗料とは、アクリル樹脂を高純度で配合した高性能塗料のことです。
一般的なアクリル塗料とは製法・品質・耐久性のすべてにおいて大きな差があります。
「耐久性の高い塗料を使いたい」「長持ちする外壁にしたい」と考えている方にとって、ぜひ知っておきたい選択肢のひとつです。
ということで、この記事ではこのピュアアクリル塗料を使用するメリットやデメリットなどを詳しく解説していきます!
Contents
アクリル塗料とピュアアクリル塗料の違いは?
まずは混同されやすい「アクリル塗料」と「ピュアアクリル塗料」の違いを整理しましょう。
一般的なアクリル塗料とは?
アクリル塗料は、1980〜90年代に外壁塗装で広く使われていた塗料です。
価格が安く扱いやすい反面、耐久年数が5〜8年程度と短く、現在では外壁塗装の主流ではなくなっています。
コストは低いですが、塗り替えの頻度が高くなるため、長い目で見るとコストパフォーマンスが悪くなる場合があります。
ピュアアクリル塗料とは?
ピュアアクリル塗料は、アクリル樹脂の純度を極限まで高めた塗料です。
一般的なアクリル塗料とは製造方法が根本的に異なり、柔軟性・耐候性・耐久性が飛躍的に向上しています。
| 比較項目 | 一般アクリル塗料 | ピュアアクリル塗料 |
|---|---|---|
| 耐用年数 | 5〜8年 | 15〜20年 |
| 価格 | 安い | やや高め |
| 弾性・柔軟性 | 低い | 非常に高い |
| 防水性 | 低め | 高い |
| 耐候性 | 低め | 非常に高い |
このように一般アクリル塗料とピュアアクリル塗料は、名前は似ていても別物になります。
それではピュアアクリル塗料を使うメリットについて解説していきます。
ピュアアクリル塗料を使用するメリットは?
それでは、ピュアアクリル塗料を使用するメリットを解説してきます。
高い弾性(ひび割れに強い)
ピュアアクリル塗料の最大の特徴は、その優れた弾性(伸縮性)です。
塗膜が伸び縮みする性質を持っているため、建物の揺れや温度変化による外壁のひび割れに有効です。
特に、外壁に細かいクラック(ひび割れ)が入りやすい住宅には非常に効果的です。
既存のひび割れを塗料が包み込むように覆うため、雨水の侵入を防ぎます。
優れた防水性・透湿性
ピュアアクリル塗料は防水性が高い一方で、湿気を逃がす「透湿性」も備えています。
外からの水は通さないが、内側から発生した湿気は外に逃がすという、理想的な特性を持っています。
この特性により、塗膜内部に湿気が籠もらず、膨れや剥がれが起きにくくなります。
長い耐用年数(コストを抑えられる)
一般的な耐用年数は15〜20年とされており、シリコン塗料(10〜15年)を上回ることもあります。
塗り替えの頻度が減ることで、長期的なメンテナンスコストを大幅に抑えられます。
紫外線・汚れへの強さ
ピュアアクリル塗料は耐候性に優れており、紫外線による劣化が起きにくいのも特徴です。
また、表面に汚れが付着しにくい性質(低汚染性)を持つ製品も多く、長期間にわたって外壁の美観を保てます。
さまざまな外壁素材に対応
上記で紹介した、強い弾性や優れた防水性などの性質によって色々な外壁素材に対応することができます。
モルタル、サイディング、コンクリートなど、幅広く使用でき非常に効果的です。
ピュアアクリル塗料のデメリットは?
では、逆にデメリットはあるのでしょうか?
詳しく解説していきます。
初期費用の負担が大きい
高性能な分、一般的なアクリル塗料やシリコン塗料と比べて価格が高くなります。
1㎡あたりの費用はシリコン塗料よりも高いケースが多く、初期費用の負担が大きくなる可能性があります。
しかし、長期的に見ると耐用年数が長いので塗り替えも少なくコストパフォーマンスを抑えれるでしょう。
汚れが目立つ場合がある
弾性が高い(ゴムのような性質)のため、塗膜の表面に汚れが付着しやすい製品もあります。
低汚染タイプの製品を選ぶか、防汚機能を持つコーティング剤を併用する、定期的な洗浄を行うことで解消できます。
施工条件に注意が必要
気温や湿度などの施工条件によって仕上がりに影響が出ることがあります。
弾性・防水性が高いため、下地から出た水分やガスが塗膜の内部に留まりやすく、熱膨れの原因となることがあります。
信頼できる業者が適切な環境で施工することが、性能を最大限に引き出すためのポイントです。
乾燥時間が長いため工期が延びる
水性塗料であり、厚塗りをする性質上、乾燥に時間がかかる場合があります。
通常の塗装よりも工期が長くなり、足場代などが少し高くなる可能性がある。
このようなデメリットもありますので、十分に理解した上でメリットと比較して検討してみてください!
専門業者に相談してみるのも良いでしょう。
ピュアアクリル塗料はどんな建物に向いている?
ピュアアクリル塗料は以下のような建物・状況に特に適しています。
- ひび割れが多いモルタル外壁の建物:弾性が高く、クラックをしっかりカバー
- 長期間メンテナンスコストを抑えたい方:耐用年数が長く、総コストを削減
- 防水性を重視したい建物:雨水の侵入を防ぎ、建物を守る
- 環境・近隣への配慮を重視したい方:臭いが少ない水性タイプが多い
一方で、費用を極力抑えたい場合や、近い将来建て替えを検討している場合には、コストパフォーマンスが悪くなる可能性もありますので再検討する必要があるでしょう。
まとめ
ピュアアクリル塗料は、一般的なアクリル塗料とは別次元の性能を持つ高性能塗料です。
優れた弾性・防水性・耐候性を兼ね備え、長期間にわたって建物を守ります。
初期費用は高めですが、塗り替え頻度が減ることで、長期的なコストパフォーマンスは非常に優れています。
「せっかく塗装するなら長持ちさせたい」「ひび割れが心配な外壁をしっかり守りたい」という方には、ピュアアクリル塗料はとても魅力的な選択肢です。
まずは専門業者に相談し、ご自宅の外壁に合った塗料を選ぶことが大切です。
外壁塗装に関するご相談は、経験豊富な武田塗建にお任せください。
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次回は「外壁塗装で重要なケレン作業とは?種類ややり方を徹底解説!」ということで解説していきます!
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次回の記事ではケレン作業について詳しく解説していきますので、ぜひご覧ください!