今回は、「スレート屋根を塗装すべき理由を解説!耐久性や塗装のタイミングについても紹介! 」と題しまして解説していきます。
「屋根の塗装は本当に必要なのか」「いつ塗装すればいいのか」と悩んでいませんか。
この記事では、スレート屋根を塗装すべき理由、耐久性、適切な塗装のタイミングについて解説します。
Contents
スレート屋根とは?
スレート屋根とは、セメントに繊維材料を混ぜて薄い板状に成形した屋根材です。
「コロニアル」や「カラーベスト」という商品名でも呼ばれています。
スレート屋根の特徴
軽量 瓦の約半分の重さで、建物への負担が少ないです。 耐震性に優れています。
価格が安い 他の屋根材と比べて、施工費用が安いのが特徴です。 新築時のコストを抑えられます。
デザインが豊富 色や形のバリエーションが多く、さまざまな建物に合わせられます。
耐久性は中程度 適切にメンテナンスすれば、20〜30年程度持ちます。 ただし、定期的な塗装が必要です。
スレート屋根の種類
化粧スレート(最も一般的) セメントと繊維を混ぜた板で、表面に塗装が施されています。 ほとんどの住宅で使われているのがこのタイプです。
天然スレート 天然の石を薄く加工したもので、非常に高価です。 一般住宅ではほとんど使われません。
本記事では、化粧スレートについて解説します。
スレート屋根を塗装すべき3つの理由
スレート屋根の塗装は、単なる美観維持ではありません。
建物全体を守るために、非常に重要な役割があります。
理由1:屋根材の劣化を防ぐ
スレート屋根は、表面の塗膜で保護されています。
この塗膜が劣化すると、屋根材自体が水分を吸収し始めます。
水分を吸収したスレートは、凍結と融解を繰り返すことでひび割れます。
最終的には割れたり欠けたりして、屋根材の交換が必要になります。
定期的に塗装することで、塗膜による保護を維持し、屋根材を長持ちさせることができます。
理由2:雨漏りを防ぐ
スレート屋根が劣化すると、ひび割れや破損から雨水が浸入します。
雨漏りが発生すると、以下のような深刻な問題を引き起こします。
雨漏りによる被害
- 天井や壁にシミができる
- 木材が腐朽する
- カビが発生して健康被害
- 断熱材が劣化する
- 構造材がダメージを受ける
塗装によって屋根材の劣化を防ぐことで、間接的に雨漏りを防げます。
ただし、塗装だけで完全に雨漏りを防げるわけではなく、防水シート(ルーフィング)も重要な役割を担っています。
理由3:建物全体の寿命を延ばす
屋根は建物で最も過酷な環境にさらされる部分です。
屋根がしっかりしていれば、建物全体を長持ちさせることができます。
屋根塗装:40万円〜80万円 屋根葺き替え:150万円〜300万円
定期的に塗装すれば、高額な葺き替え工事を先延ばしにでき、トータルコストを抑えられます。
スレート屋根の耐久性は?
スレート屋根の寿命は、メンテナンスの有無で大きく変わります。
塗装した場合の寿命
適切にメンテナンスした場合:10年ごとに塗装すれば、屋根材自体は20〜30年程度持ちます。 塗装回数は2〜3回が目安です。
使用する塗料による違い
- シリコン塗料:10〜12年持つ
- フッ素塗料:15〜18年持つ
- 無機塗料:18〜22年持つ
高品質な塗料を使えば、塗装の頻度を減らせます。
塗装しなかった場合の寿命
放置した場合: 塗装せずに放置すると、15〜20年程度で屋根材が劣化します。 ひび割れや破損が進み、葺き替えが必要になります。
築10年以降に塗装しないと、築15〜20年で雨漏りのリスクが高まります。
スレート屋根の塗装タイミングは?
スレート屋根の塗装時期の目安をご紹介します。
築年数による目安
築10〜12年:最初の塗装を検討する時期です。 塗膜の保護機能が低下してくる時期です。
築20〜25年:2回目の塗装時期です。 前回の塗装から10〜12年経過したら、再度塗装を検討しましょう。
劣化サインをチェック
以下のサインが出たら、塗装のタイミングです。
色褪せ:明らかに色が薄くなっている場合は、塗膜の劣化が進んでいます。 特に日当たりの良い南面や西面で顕著です。
コケ・カビの発生:屋根にコケやカビが生えている場合、塗膜の防水機能が低下しています。 北面や日陰になる部分に発生しやすいです。
ひび割れ:屋根材にひび割れがある場合、早急な対応が必要です。 雨水が浸入するリスクが高まります。
反り・浮き:屋根材が反ったり浮いたりしている場合は、重度の劣化です。 塗装だけでなく、部分的な交換が必要になることもあります。
チョーキング:屋根を触ると白い粉がつく状態です。 塗膜が分解されている証拠で、塗装が必要なサインです。
スレート屋根の塗装方法は?
スレート屋根の塗装は、適切な手順で行う必要があります。
STEP1:高圧洗浄
コケやカビ、古い塗膜を高圧洗浄で徹底的に洗い流します。
汚れが残っていると、塗料の密着が悪くなります。
洗浄後は、完全に乾燥させる必要があります。
STEP2:下地処理
ひび割れや破損箇所を補修します。
スレート同士の隙間に、タスペーサーという部材を挿入します。
これにより、雨水の通り道を確保し、雨漏りを防ぎます。
塗装するとスレート同士がくっついてしまい、雨水が溜まる原因になるため、この工程が重要です。
STEP3:下塗り
スレート専用の下塗り材を塗布します。
下塗りは、屋根材と上塗りの密着性を高める重要な工程です。
シーラーやプライマーと呼ばれる材料を使います。
STEP4:中塗り・上塗り
下塗りが完全に乾燥したら、中塗りと上塗りを行います。
推奨される塗料
- シリコン塗料:コストパフォーマンス良好
- フッ素塗料:耐久性が高い
- 無機塗料:最高品質
- 遮熱塗料:夏場の室内温度を下げる
3回塗り(下塗り・中塗り・上塗り)を徹底することが重要です。
塗装の注意点!
タスペーサーの設置または、塗装後の縁切り作業が行われているか確認しましょう。
この工程を省略すると、雨漏りのリスクが高まります。
そして乾燥時間の確保が大事になります。
各工程の間に、十分な乾燥時間を確保します。
乾燥が不十分だと、塗膜の剥がれにつながります。
スレート屋根の塗装費用は?
スレート屋根の塗装費用の目安をご紹介します。
費用の内訳(30坪の住宅)
シリコン塗料 費用:40万円〜60万円 耐用年数:10〜12年
内訳:
- 足場代:15万円〜20万円
- 高圧洗浄:2万円〜3万円
- 下地処理:3万円〜5万円
- タスペーサー:3万円〜5万円
- 下塗り:5万円〜8万円
- 中塗り・上塗り:10万円〜15万円
- その他:2万円〜4万円
フッ素塗料 費用:50万円〜70万円 耐用年数:15〜18年
無機塗料 費用:60万円〜80万円 耐用年数:18〜22年
外壁塗装と同時施工がお得
屋根塗装だけ:足場代15万円〜20万円 外壁塗装だけ(数年後):足場代15万円〜20万円 合計:30万円〜40万円
同時施工:足場代15万円〜20万円(1回分) 節約額:15万円〜20万円
外壁も塗装時期が近い場合は、同時施工を強くおすすめします。
スレート屋根のメンテナンス方法は?
塗装以外にも、日常的なメンテナンスが重要です。
年1回の目視点検
遠くから屋根の状態を確認しましょう。
チェック項目
- 色褪せの程度
- コケやカビの発生
- 割れや欠けがないか
- 棟板金のサビや浮き
屋根に登るのは危険なため、双眼鏡などで確認するか、業者に依頼しましょう。
雨樋の清掃
雨樋が詰まると、雨水が溢れて屋根を傷めます。
年1回、落ち葉やゴミを取り除きましょう。
専門業者による点検(5年に1回)
自分では気づかない劣化を、プロの目で確認してもらいます。
築5年、10年のタイミングで点検を依頼すると良いでしょう。
まとめ
今回は、「スレート屋根を塗装すべき理由を解説!耐久性や塗装のタイミングについても紹介! 」ということで解説してきました!
スレート屋根は、定期的な塗装が必須の屋根材です。
「塗装しなくても大丈夫」と放置すると、15〜20年で葺き替えが必要になり、200万円以上かかることもあります。
築10年前後で塗装すれば、40〜80万円で済み、屋根を30年程度持たせることができます。
まずは専門業者に無料診断を依頼し、現在の屋根の状態を確認してもらいましょう。
外壁塗装も検討しているなら、同時施工で賢く費用を節約することをおすすめします!
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次回は「コンクリート塗装の必要性は?劣化症状やメンテナンス方法も解説!」ということで解説していきます。
コンクリートにも塗装をすることで、美観性が保たれたり耐久性を向上させたりなど様々な効果があります。
この塗装を長年行わず劣化してしまっているお家はたくさんあります。
なので、次回の記事では塗装を長年していなかった場合、どのような劣化症状が起きるのか、劣化しないようにメンテナンスはどのようにすれば良いのかなどを解説していきます!
ぜひご覧ください!